山本彰吾さんに感謝しているりくいつ推しの話
前回、大変疎い沼落ちブログを書いてから気付いたのですがRIKUさんに落ちたきっかけは書いたのにランペに落ちたきっかけ書いてないな…?と。
備忘録のためにも書いておきたいのでここに書かせてもらいます。
私がTHE RAMPAGEというグループを好きになった、正確には本気で一生推そうと思えたきっかけ。
それが山本彰吾さんでした。
紆余曲折(前回の記事でも見てくれ)あってTHE RAMPAGEに興味を持ち、陸さんを大好きになってしまった私。
そんな私が初めてTHE RAMPAGEの新盤発売に立ち会ったのが3rdアルバム『REBOOT』だった。
初公開されたリード曲『SILVER RAIN』のMV
ダンスの知識なんてまるでない私が観ても感動するレベルのめちゃくちゃかっけー曲。
リード曲の良さと、グループを好きになってから初めての新盤!
中古で何枚かCDは買ったものの、完全なる新品、新作を買うのは初めてで緊張と楽しみな気持ちでごっちゃごちゃになりながら買いに行った。
所詮ド陰キャオタクの私は、『どうだ!!私は今、EXILE TRIBEのアルバムを買ったぞ!!!』なんて思ったり。なんだそのイキり方
初回豪華版のREBOOTは、CD3枚DVD2枚、フォトブック、あとなんかでっけえケースがついてくるそこそこの重量。
今まで小さな事務所の地方アイドルしかろくに推してこなかった私にはそれがまず大変衝撃だった。
1万円でこのサイズ!?って。LDHすげーー!!と当時は本当に感動したものだ。
そのアルバムには、私がランペを好きになったきっかけでもある『黒髪赤目の川村壱馬』のMVや、なんかトゲトゲした銀色の眩しい『FULLMETAL TRIGGER』、CMでよく見た『MY PRAYER』や大人っぽい『INVISIBLE LOVE』とこれ1枚で色んなTHE RAMPAGEに触れることができるMVが収録されていた。
そしてもう1枚のDVDに収録されていたのが
『RMPG PEEPS -LIVE WITH YOU 2020-』
THE RAMPAGEがファンからセトリを募り皆で作り上げるLIVE…的な奴である。
調べているなかでTHE RAMPAGEのツアーがこの流行病のせいで失くなってしまったことは知っていたため、このような形でLIVEをやってくれるランペがいかにファンを愛しているかよく実感したものだ。
そのLIVEが、私にとって初めてのTHE RAMPAGEによるLIVEだった。
(実はHiGH&LOWザラも持っていたが登坂広臣さんしか観てなかったためランペの出番はすっ飛ばしてた)
前半はとにかくぶち上がるUP曲、MVでも観たことがあるクールでかっこいいイメージ通りの『THE RAMPAGE』といった感じのセトリ。
1曲目の『100degrees』からパフォーマーのかっこよさに釘付けになり、やっぱランペってかっこいいな~!!とワクワクしていた。
そして後半
『MY PRAYER』を観て泣きそうになる私。LIVEを観て泣くことなんて今まで無かったし、泣いてるオタクを馬鹿にしていたまであるのに。
そこからはMVが無いため私が知らない曲が続いた。しかし、そのパートこそが私に大きな影響をもたらしてくれたのである。
『Can't Say Goodbye』『Dream on』
こんなキラキラ爽やかな曲があったのか!
本当に衝撃だった、だって前半なんか黒いしサングラスだしゴリゴリしてたじゃん!?なんか画面モノクロなってたじゃん!!!
初めて観る攻撃的ではない爽やかなTHE RAMPAGEに困惑し始めつつも、『Dream on』の途中で気付いたことがあった。
山本彰吾さんが笑ってる
なにを言ってやがんだ、と思われただろうが当時の私にとってそれは本当に驚いたのだ。
私の中での山本彰吾さんは、
・怖そう
・ヤバそう
・狂気
・夢の中咲いてる コスモスの花 まるで色鉛筆 パステルカラーの 景色 駆けていく君は ファントム思い出す あの日
ひっでえ。本当に酷い。ごめんなさい。
ある日見たTHE RAMPAGE『HARD HIT』の山本彰吾さんが忘れられず、その後も私の好みが悪いのだが『SWAG&PRIDE』や『FEARS』やらばかり観ていた故に、山本彰吾さん=なんかヤバそうな人というイメージが構築されていた。
そんな山本彰吾さんが、『Dream on』では大変楽しそうに笑っていた。
そしてその次の『Shangri-La』これが一番私にとっての転機となる瞬間だったと思う。
この曲はたまたま中古で買ってたCDに収録されていたため知っていたが、驚くべきはそのパフォーマンスだ。
16人の男たちが皆楽しそうにタオルを回し躍り笑っている。
いやもう本当に楽しそうに、心の底から楽しそうに。
これを観た私は、「あぁ、好きだな」と本気で思った。
(個人的な話になるが、その頃の私はずっと大好きだった名古屋のグループの推しが長い休養の末脱退し、「必ず帰ってきます!」「皆俺をイジって待ってて!笑」という推しの言葉を信用していたため心から傷付き大好きだった彼らのライブを観ても嘘をつかれたことへの悔しさと悲しさで何一つ楽しむことが出来なかった。)
大好きなものを失い、心に穴が開いたところを大きな愛と光で埋め、包み込んでくれたのが「Shangri-La」だったのだ。
その頃にはもうRIKUさんや樹くん、海青くんが気になり始め推していたにも関わらず、私のなかに笑顔を届けてくれたのは 『山本彰吾さん』だった。
勝手なイメージで恐れていたやましょ~さんがあんなに楽しそうにしてるんだからきっと最高なグループに違いない。そう確信してしまった。
最後の『Only one』では、誰もいないのに確かに見えるファンの姿、ファンと共に歌うTHE RAMPAGEの姿に号泣してしまった。
ここでもまた山本彰吾さんはとても優しい素敵な表情をしていて、完全に私の中での山本彰吾さんへの印象が“怖い人”から“色々な表情を持ったとても素敵な人”へと変わった。
ライブは生が一番だろうし、私も実際これまでそう思ってきた。
しかし、THE RAMPAGEはDVD越しに、ほんの小さな画面越しに私に全力の愛と光と元気をくれた。
正直なにかを新しく推してもいつかは裏切られるし嫌いになるんじゃないか…と少し穿っていた私に、山本彰吾さんが、THE RAMPAGEが新たな“大好き”のきっかけをくれたのだ。
今でも本当に心から感謝してます。
ありがとう、やましょ~さん!!